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NTT東西「ひかり電話」対応機器に発着信できなくなる不具合 126万台対象

» 2008年08月05日 15時30分 公開
[ITmedia]

 NTT東西地域会社は8月4日、「ひかり電話」対応機器の一部機種でファームウェアに不具合があり、電源投入から約8カ月間連続で使用すると、ひかり電話の発着信ができなくなる不具合が見つかったと発表した。修正ファームウェアを作成中で、7日をめどに配布するとしている。

 対象となるのは、NTT東日本の対応ルータ「PR-200NE」「RT-200NE」「RV-230NE」と、NTT西日本のVoIPアダプタ「AD-200NE」のうち、不具合を含むバージョンのファームウェアを搭載したもので、ルータが合計約120万台、VoIPアダプタが約6万台。

 不具合のあるファームウェアを搭載した対象機器は、電源投入から249日間連続して使用した場合、ひかり電話の発着信ができなくなる。

 その間、電源アダプタの抜き差しやソフトのバージョンアップをした場合は、その時点からの起算となる。このため、不具合が発生した場合は電源アダプタをコンセントから抜き差しすることで回復するが、249日間連続して使用すると再び同様の現象が起きる。

 8月7日をめどに修正ファームウェアを配布することで対応する。配布が始まると、受話器を上げた際にバージョンアップを知らせる音が聞こえるので、所定の操作を行うよう呼びかけている。ユーザーにはダイレクトメールなどで連絡する。

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