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懐かしのMMLでメロディー打ち込み ニコニコ大百科「ピコカキコ」ねとらぼ

» 2008年09月08日 19時22分 公開
[宮本真希,ITmedia]
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 未来検索ブラジルが運営する「ニコニコ大百科」に、「MML」(Music Macro Language)でメロディを打ち込み、投稿できる「ピコカキコ」機能が加わった。BASIC時代にMMLに親しんだユーザーには懐かしく楽しめそうだ。

 MMLは音楽演奏のための簡易言語。「c」はドの音、「d」はレ、「+」は半音上げ、「r」は休符など音に対応するコマンドが決まっており、テキスト入力だけで楽譜を記述できる。

 大百科の項目ごとのページの掲示板で「ピコカキコする」を選び、MML記法で打ち込んで投稿すれば、電子音で再生できる。ほかのユーザーが投稿した作品にメロディを追加したり再編集して新たに投稿する機能「元ネタにしてピコカキコ」もある。

 MML初挑戦の記者も、サイトの説明を頼りに打ち込んでみた。童謡「キラキラ星」に挑戦しようと「ccggaagrffeeddc」と入力すると、耳なじみのあるあのメロディが。単音なので頼りない感じの音色だったが、簡単に完成・投稿できた。適当にアルファベットを入力しても音が鳴るので、初心者でも気軽に始められそうだ。

 日本音楽著作権協会(JASRAC)の許諾を受けており、JASRACが管理する楽曲も投稿可能。すでに「みくみくにしてあげる【してやんよ】」などニコニコ動画で人気の楽曲も多数投稿されている。

 MML記法でメロディーを投稿・再生できる機能は、「はてなダイアリー」にも付いている。

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