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Intel、6コアXeonを発表

» 2008年09月16日 09時46分 公開
[ITmedia]

 米Intelは9月15日、6個のプロセッサコアを搭載可能なサーバ向けCPU「Xeon 7400」シリーズを発表した。

 同製品は45ナノメートル製造プロセスを採用し、「Intel Virtualization Technology(VT)FlexMigration」などの仮想化技術も組み込む。クロックスピードは最高で2.66GHz、消費電力は50ワット。最大6個のコアと、16Mバイトの共有キャッシュにより、パフォーマンスが最大50%向上し、消費電力が最大10%減少するとしている。

 Xeon 7400は既存のXeon 7300プロセッサ搭載システムと互換性があるため、IT部門は安定したプラットフォームにすぐに同プロセッサを採用することができるとIntelは述べている。7400搭載プラットフォームは最大16ソケット(96コア)まで拡張可能という。

 7400の価格は856〜2729ドル(1000個ロット時)。Dell、富士通、日立、Hewlett-Packard、IBMなどが対応サーバを発表する。

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