Macユーザーは「人と違ったことがするのが好き」、Windowsユーザーは「普通が好き」――アスキーメディアワークスとアスキー総合研究所が行った、MacとWindowsユーザーに対するアンケート調査でこんな結果が出た。
9月上旬に、Macユーザー278人とWindowsユーザー494人にWebアンケートを実施した。
自分の性格について、Macユーザーは「人と違ったことをするのが好き」と答えた人が最も多く51.8%、2位が「頑固」、3位が「ゴーイングマイウェイ」、4位が「クリエイティブ」だった。Windowsユーザーは「普通が好き」が最も多く41.3%、「頑固」「ゴーイングマイウェイ」「控えめ」と続いた。
職種で見ると「デザイン・クリエイティブ」分野の人は、Macユーザーの9.7%、Windowsユーザーの1.3%と、Macユーザーに多い。「教育」や「会社経営・役員」と答えた人の割合も、Macユーザーの方が多かった。
世帯年収が900万円以上の人の割合は、Macユーザーでは21.3%、Windowsユーザーでは11%だった。
それぞれのOSを使う理由を聞いた。Macユーザーでは「使いやすいから」が最多。次いで「デザイン、見た目が良かったから」「洗練されたOSで使っていて気持ちが良いから」。Windowsユーザーでは「以前から使っているソフトやデータをいかしたいから」「使用したいソフトが対応しているから」「使用したい周辺機器が対応しているから」という意見が上位だった。
OSのイメージについて全員に聞いたところ、Macは「オリジナリティがある」「先進的」「クリエイティブ」といった意見が多い。Windowsは「メジャー」「スタンダード」「ビジネスライク」という意見が多かった。
Macユーザーが米Appleに対して持っている印象は「音楽のライフスタイルを変えた」「感性に訴える製品を作っている」「ものへのこだわりが強い」といった意見が上位だ。
PC利用歴はMacユーザーの方が長いようで、20年以上と答えたのはMacユーザーの32.4%、Windowsユーザーの20.6%。10年未満の人は、Macユーザーの19%、Windowsユーザーの33.3%だった。
好きな携帯電話・PHSメーカーは、Macユーザーでは上位からApple、シャープ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの順。Windowsユーザーにはシャープ、パナソニック、NECが人気で、Appleは9番目だった。
利用しているキャリア別では、Mac・WindowsユーザーともにNTTドコモが最も多い。Macユーザーでは、KDDI(au)よりもソフトバンクモバイルのユーザーの割合の方が、2.5ポイント多く、iPhoneを利用するためにソフトバンクを選んでいるようだ。
関心がある分野については、Mac・Windowsユーザーともに「生活・コンピュータ・家電製品」と答えた人が多かった。「インテリア」と答えた割合は、Macユーザーが32%に対し、Windowsユーザーは16%と半分だった。
「海外旅行」や「国際情勢」「英語学習」に関心があると答えた人はMacユーザーの方が多い。海外メーカー製品の所有率もMacユーザーの方が高く、海外メーカーの腕時計を使っているのは、Macユーザーの33.1%に対し、Windowsユーザーは18.8%。海外メーカーの音響機器を使っているのは、Macユーザーは19.8%、Windowsユーザーは11.1%だった。
自動車メーカーでは、Macユーザーには本田技研工業が、Windowsユーザーにはトヨタ自動車が1番人気。BMWやポルシェ、フェラーリなど海外の自動車メーカーが好きと答えた人の割合は、WindowsよりMacユーザーの方が多かった。
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