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AVGがシステムファイルをウイルス扱いするトラブルWindows XPに障害

» 2008年11月12日 08時33分 公開
[ITmedia]

 個人向けに無償提供されているウイルス対策ソフトウェア「AVG」で、Windows XPのシステムファイルが誤ってマルウェアと認識され、OSが起動できなくなってしまう問題が発生した。

 AVGのサポートサイトによると、AVG 8.0のウイルス定義ファイルを更新した後、Windows XPを起動できなくなる問題が一部で起きている。これは、XPのシステムファイル「user32.dll」をAVGが誤ってマルウェアと認識し、隔離・削除してしまったことが原因だという。

 AVGではこの問題が起きた場合の対処方法として、Windows XPのインストールCDを使ってCDからコンピュータを起動し、user32.dllを復旧するやり方を紹介している。

 また、インストールCDがないユーザーのために、CD-ROMまたはUSBフラッシュドライブをブートメディアとして使って問題を修復できるユーティリティの提供を開始した。

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