米ネット決済サービスPayPalからの公式メールに見せかけてユーザーをだまし、悪質な添付ファイルを開かせようとする手口が見つかった。セキュリティ企業のTrend Microが11月18日のブログで伝えた。
問題のメールは英語の本文で「あなたのアカウントが第三者に不正アクセスされた形跡があります。添付の報告書を読んで、何か不審な点があったらご連絡ください」などの内容を記載し、添付のZIPファイルを開くよう仕向ける。
しかし、ZIPには報告書ではなくワームが仕込まれており、ユーザーが実行するとコンピュータに感染する。このワームはP2Pファイル交換ネットワークKazaaのフォルダにも自らをコピーするという。
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