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ソニー、仮想化活用のクラウドサービス “イントラ内でホスティング”

» 2008年11月27日 21時59分 公開
[ITmedia]

 ソニーは11月27日、法人向けITサービス「bit-drive」で、中堅中小企業向けクラウドサービス「マネージドイントラネット」を12月下旬に始めると発表した。

 仮想化技術で構築したbit-driveデータセンターのホスティングサーバとユーザー企業のイントラネットをVPNで接続する“イントラネット内でのホスティングサービス”。データを社内管理する安心感と、ホスティングによる効率化のメリットを両立できるとしている。

 同サービス専用の拠点ルータとして「DG-X1000」を開発。顧客の拠点に設置することで高速かつセキュアなVPNが可能になる上、同社従来サービスと比べ約60%の消費電力を削減。消費電力量に相当するグリーン電力証書の購入を仲介する仕組みも用意し、顧客企業の環境対策・CSR(企業の社会的責任)活動も支援するとしてる。

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