Firefoxブラウザの市場シェアが11月に初めて20%を突破、Internet Explorer(IE)のシェアが7割を切った――調査会社Net Applicationsが12月2日、このような調査結果を発表した。
11月のFirefoxのシェアは約0.8%伸びて20.78%。IEは69.77%だった。Net Applicationsは同月にFirefoxのシェアが増えた理由として、これまでの着実な成長に加えて、米大統領選前後にFirefoxの利用が(特に日本など米国以外の一部地域で)大幅に増えたこと、感謝祭(第4木曜日)から月末にかけて同ブラウザのシェアが急増したこと、土曜日と日曜日が合計10日と平均より多かったことを挙げている。Firefoxは企業での利用よりも自宅での利用の方がシェアが高いため、こうした休日などの要因がFirefoxの自宅での利用を増やし、その結果シェアを押し上げたとNet Applicationsは分析している。
またこれらの要因から、12月もFirefoxのシェアが20%を超えると同社は予測している。
ブラウザ | シェア |
---|---|
IE | 69.77% |
Firefox | 20.78% |
Safari | 7.13% |
Chrome | 0.83% |
Opera | 0.71% |
(資料:Net Applications) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR