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大阪府の親、「子どもがケータイ依存」34%、「自分がケータイ依存」31% モバイルアンケート結果

» 2008年12月12日 12時11分 公開
[ITmedia]

 「あなたの子どもはケータイ依存だと思いますか?」――大阪府の公立小中学校に通う子どもを持つ親に対して携帯電話サイトで調査したところ、「思う」と答えた人が34.2%だった。「自分がケータイ依存」と答えた親も30.8%いた。

 大阪府が公立小中学校への携帯電話持ち込み禁止を打ち出したことを受け、ネットエイジアが、大阪府在住で公立の小中学校に通う子どもを持つ22〜59歳に対して12月5日〜7日に調査し、270人から回答を得た。男性が45.6%、女性が54.4%。

画像 「あなたの子どもはケータイ依存だと思いますか」の回答

 携帯を持っている子どもの親に「自分の子どもはケータイ依存だと思うか」聞いたところ、思うが12.0%、「やや思う」が22.2%。合わせて34.2%が「子どもがケータイ依存」だと思っていた。

 親に「あなた自身はケータイ依存だと思うか」と聞いたところ、「思う」が5.2%、「やや思う」が25.6%。合わせて30.8%が「自分はケータイ依存」と思っていた。

 親子とも携帯を持っている場合で、自分がケータイ依存と思う親33人のうち、子どももケータイ依存と思う人は45.5%。自分はケータイ依存と思っていない親63人のうち、子どもがケータイ依存と思う割合は27.0%だった。


画像 子どもが携帯電話を持つことで安心・便利な点
画像 子どもが携帯を持つことで不安・心配な点

 子どもが携帯電話を持つことで安心・便利な点は「いつでも連絡が取れること」(93.3%)、「GPS機能で子どもがどこにいるか分かること」(52.2%)などが上位。

 子どもが携帯を持つことで不安・心配な点は「出会い系などの有害サイトへの関与」(75.2%)、「学校裏サイトやプロフ・掲示板での誹謗中傷・いじめ」(72.6%)、「迷惑メールやワンクリック詐欺などの被害」(67.0%)が上位だった。

 子ども用ケータイに欲しい機能を聞いたところ「ボタン1つで警察などに通報できる機能」「無料学習ソフト」「危険なサイトは接続しても回線が切れる機能」「子どものメール送受信履歴や内容を親の携帯から確認出来る機能」「子どもっぽくないデザインの端末」などがあがった。

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