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Adobe、「Adobe AIR 1.5」のLinux版をリリース

» 2008年12月19日 08時18分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは12月17日、RIA(リッチインターネットアプリケーション)プラットフォーム「Adobe AIR 1.5」のLinux版をリリースした。Windows版とMac版は11月にリリースされている。AIR 1.5 for LinuxはAdobeのAIRのページから、同時にリリースされたSDKはAIR SDKのページから無料でダウンロードできる。

 Adobe AIR 1.5はWebKit HTMLエンジンを取り込み、WebKit用の新しいJavaScriptエンジン「SquirrelFish」によるアプリケーションの高速化も可能になった。暗号化された新しいデータベースを備え、Flash Player 10で盛り込まれたカスタムのフィルターとエフェクトのサポートなど新機能も搭載する。

 初心者向け簡易インストールを実現する「バッジインストール」を利用するには、最新版のFlash Player for Linux(バージョン10.0.15.3)もインストールする必要がある。

 ユーザーからのフィードバックに基づき、Fedora Core 8、Ubuntu 7.10、openSUSE 10.3の3つのディストリビューションに対応した。

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