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Google検索の不具合で大混乱 “依存”を自覚した週末

» 2009年02月02日 18時46分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 「クールジャパン」の代表格として注目を浴びてきた日本のアニメが、海外で売れなくなっている――先週はこんな内容の記事が注目を集め、アクセス2位に入った。

 アニメが日本のテレビのゴールデンタイムからほとんどなくなった一方で、「海外では歓迎されており、売れる」というイメージだけは根強く、政府はアニメ輸出を強化しようとしてきたが、現実は厳しいようだ。

 ところで、先週の土曜日深夜にGoogle検索で不具合が起きた。記者も不具合に直面し、大混乱してしまった。

 不具合が起きた時、記者は翌日訪問する大学のサイトを検索していたところ。「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と表示され、「この大学のWebサイトがクラッキングでもされたのか!?」と驚いた。

 だがTwitterや2ちゃんねるで多くの人が「Google検索がおかしい」と書いており、「どうやら全検索結果で異常が起きているようだ」と気づいた。

 Google検索が使えないため、Yahoo!で情報を調べようと考えた記者は、Googleのサイトの検索窓利用を避け、Webブラウザの検索窓に「Yahoo!」と入力した。だがブラウザ検索窓のエンジンもGoogle。検索結果も当然Googleの画面で、「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と表示された。当たり前のことなのだが、「いったいどうすればいいんだ」と焦った。

 いつもGoogleしか使っていないため、Googleを経由せずにYahoo!にアクセスする方法が分からなくなっていた。Yahoo!のURLをブラウザに直接入れればいいだけなのだが、そんな簡単な方法に気づくまで数分かかってしまった。

 今回のGoogleの不具合について「いかにGoogleに依存していたか分かった」という感想を述べているネットユーザーも多かった。記者もその1人だが、今日もやっぱりGoogleで検索してしまう……。

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