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アフィリエイトのもうけ話にご注意――東京都が呼び掛け

» 2009年02月06日 19時57分 公開
[ITmedia]

 東京都は、ドロップシッピングやアフィリエイトによるもうけ話に注意するよう呼び掛けている。「ドロップシッピング業者に3カ月で元が取れると言われ、Webサイト開設費130万円を支払ったが、利益は1500円のみだった」など、相談事例も紹介している。

 都の消費生活センターに寄せられる内職や副業の相談のうち、ネット関連の相談が増えているという。都は、簡単に高収入が得られるとうたって高額なパッケージをあっせんする業者に注意するよう呼び掛けている。

 相談事例としては、「ドロップシッピングの仲介業者に契約金150万円の半額を支払ったが、店がなかなか開店しない」「アフィリエイトで収入を得るためブログ作成サポート会社と契約したが、思ったように収入が得られないので返金してほしい」といった内容をWebサイトで紹介している。

 都は「ドロップシッピングやアフィリエイトは、素人が短時間の作業で高収入が得られるほど簡単なものではなく、高額な初期費用を取り戻すのは至難の業」と指摘。疑問を感じたり困った時は、消費生活センターに相談するよう勧めている。

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