米Googleは2月12日、ラジオ広告サービスから撤退することを明らかにした。
同社は2006年、ラジオの広告枠の売買を仲介するサービスを開始した。だが、期待したほどの成果が得られなかったことから撤退を決めたとしている。今後はオンラインストリーミングオーディオ向けに広告を配信するインターネットソリューションを開発する方針だ。
「Google Audio Ads」は5月31日で広告主への提供を停止し、「AdSense for Audio」も終了する。ラジオ放送を自動化するソフト「Google Radio Automation」については事業を売却する。
Googleは、これまでラジオ広告事業に携わってきた従業員にほかのポジションを見つけたいとしているが、最大で40人がGoogle内で新たな職を見つけられない可能性があるとしている。
GoogleはテレビCMの仲介サービスも提供しているが、こちらは投資を続けていくという。
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