米Appleは2月12日、Mac OS X、Safariブラウザ、Java for Mac OS Xの脆弱性に対処する4件のセキュリティアップデートを公開した。
「Security Update 2009-001」はMac OS X 10.5.6とMac OS X 10.4.11を対象に、計28項目の脆弱性を解決する大規模なパッチとなる。不正サイトの閲覧や悪質なファイルの展開などを通じて、任意のコードが実行されてしまう深刻な脆弱性も多数存在する。
Windows版Safariブラウザのアップデートとなる3.2.2では、フィード処理に関する入力値検証問題を解決した。問題を悪用されると任意のコードを実行される恐れがある。なお、Mac OS Xでこの脆弱性を解決するパッチは「Security Update 2009-001」に含まれている。
「Java for Mac OS X 10.5 Update 3」と「Java for Mac OS X 10.4, Release 8」ではそれぞれMac OS X 10.5.6以降とMac OS X 10.4.11を対象に、Java Web StartとJava Plug-inに存在する複数の脆弱性に対処した。
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