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「wktkが止まらない」 自演乙選手、ファン投票1位で「K-1 MAX」世界戦へ

» 2009年03月13日 19時47分 公開
[宮本真希,ITmedia]
画像 長島☆自演乙☆雄一郎選手

 「wktkが止まらない」――“コスプレ入場”で知られる、キックボクサーの長島☆自演乙☆雄一郎選手が、「K-1 MAX」世界一決定トーナメント開幕戦に日本人推薦枠で出場することが決まった。推薦枠出場選手を決めるファン投票でダントツ1位だったという。

 出場が決まったのは、4月21日にマリンメッセ福岡で開かれる「K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament -FINAL16-」で、世界の強豪16人が戦う。長島選手は、2月に行われた日本代表決定トーナメントの2回戦で敗退したが、ファン投票で世界戦への切符をつかんだ。

 開幕戦の対戦カードの一部を発表する記者会見が3月13日、都内で開かれ、長島選手も参加。この日もももちろんコスプレで、日本トーナメント決勝戦用に用意していたという「マクロスF」のランカ・リーの衣装に、15センチほど厚底靴で登場した。

「フルボッコ目指します」 対戦相手はクラウス選手

画像 「今日はツンデレ気分です」と話していた

 推薦枠の出場選手を選ぶ「K-1公式サイトのファン投票」で、約5割の票を獲得した長島選手。投票したファンに「別にうれしくなんかないんだからね。でもありがと」とツンデレ風にコメントする。

 第1戦の対戦相手は、2002年の「K-1 WORLD MAX」世界王者でオランダ出身のアルバート・クラウス選手。「ボクシングをバックボーンとしたパンチ主体のスタイルで、魔裟斗選手の最大のライバルとしてMAXを盛り上げてきた功労者」(K-1公式サイト)だ。

 「クラウス選手はパンチで相手をなぐり倒すスタイルの選手なので、打ち合って、どちらかがリングに倒れる試合をしたい。“フルボッコ”目指します」と長島選手は意気込みを語る。

 K-1イベントプロデューサーの谷川貞治さんは長島選手について「日本代表決定トーナメントの試合内容も良かったし、新しい風を吹き込んだ」と評価し、「当然強い相手を当てなきゃいけない」と話していた。

「これが日本の文化だ!」「オランダでアニメ布教を」

画像 対戦カードを発表する谷川プロデューサー

 谷川さんによると、クラウス選手は長島選手を嫌っているらしい。長島選手と同じく世界トーナメントに出場する佐藤嘉洋選手も、クラウス選手が長島選手のコスプレ姿を見て、「あんな格好で出していいのか。彼はゲイなのか?」ともらしているのを聞いたという。

 長島選手は「女の子のキャラが好きだから、女の子のコスプレやってるだけ」と否定。世界トーナメントでもコスプレ姿を披露するという。

 「これが日本の文化だ! こらがジャパニメーションだ! って言ってやりますよ。オランダでアニメ布教できるようクラウス選手に協力してほしい」

 気になる当日のコスプレ衣装は……「候補はいくつかあるが、まだ考えていない」(長島選手)そうだ。

画像 佐藤選手(左)は、ドラゴ選手と対戦することが決まった

「人生変わったと実感している」「お楽しみに! ニヤニヤ」

画像 キラッ☆

 「人生変わったと実感している」――長島選手は、日本代表決定トーナメント出場後に知名度が急上昇。街を歩いていて声をかけられることが多くなったという。

 日本代表決定トーナメントで獲得した賞金の使い道については「イベント出演などが増えてきているので、衣装を買う。あとリアルな話、親に渡します」と明かした。

 記者会見で長島選手は「有名な声優さんとコラボして曲ができることが決まった」ことも告知。詳細は今後発表する予定で「お楽しみに! ニヤニヤ」と話していた。

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