世界で感染が広がっている豚インフルエンザについて、感染の拡大状況を確認できる地図が、「Googleマップ」のプラットフォームを活用していくつか登場している。
それぞれ個人が作成したとみられ、メディアから情報を得るなどして拡大状況をプロットしているようだ。情報の信頼性が担保されているわけではないが、参考程度にはなるだろう。
先駆けとなったのは、生物学研究者というnimanさんが4月21日に公開した「H1N1 Swine Flu」だ。感染者や死者などを、色分けしてプロットしている。nimanさんが個人で更新しているようで、閲覧したユーザーから、最新の感染情報がコメント欄に寄せられている。
25日に登場した「2009 Swine Flu (H1N1) Outbreak Map」は、更新チームに参加したメンバーで情報を追加している。当初は誰でも編集できる仕組みだったが、荒らし対策として更新メンバーを限定したようだ。地図上の人のマークをクリックすると、情報のソースとなるニュース記事などへのリンクを確認できる。
このほかにも、豚インフルエンザについてつぶやいたTwitterコメントの発言地をプロットした地図や、豚インフルエンザに関する報道が行われた国をプロットする地図などが公開されている。
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