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タッチ&スライドキーボードの新BlackBerry発表 OSも新しく

» 2010年08月04日 08時45分 公開
[ITmedia]

 カナダのResearch In Motion(RIM)は8月3日、スライド式フルキーボードとタッチスクリーンを搭載したスマートフォン「BlackBerry Torch 9800」を発表した。新版OS「BlackBerry 6」を搭載した初の端末となる。

 Torchは3.2インチ(360×480ピクセル)のタッチスクリーン、スライド式QWERTYキーボード、トラックパッド、500万画素カメラ、624MHzプロセッサ、Wi-Fi(802.11 b/g/n)、GPSを搭載、4Gバイトのストレージを内蔵し、最大32GバイトのmicroSDカードに対応する。アプリストアBlackBerry App Worldが統合され、AT&Tを通じてアプリ代金の支払いができる。

 新OSのBlackBerry 6はインタフェースを刷新してタッチスクリーンとトラックパッドでシームレスに使えるようにし、BlackBerry Messenger、Facebook、Twitter、MySpaceなどにアクセスする機能を統合し、新しいWebkitベースブラウザなどを搭載している。

 マルチメディア機能にも力を入れており、ネットの動画コンテンツを検索するアプリや、テレビ番組をダウンロードするアプリや、動画を作成してYouTubeに投稿できるアプリ、ポッドキャストアプリなどを備える。デスクトップ用のアプリ「BlackBerry Desktop Software 6」には、iTunesやWindows Media PlayerのライブラリをBlackBerryと同期するWi-Fi Music Syncがある。

 BlackBerry TorchはトライバンドHSDPAとクアッドバンドEDGEに対応。米キャリアAT&Tから8月12日に199.99ドル(2年契約付き)で発売される。料金プランは、AT&Tが6月に発表した定額従量制プランが適用される。

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