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Operaブラウザの更新版リリース、深刻な脆弱性に対処

» 2011年01月28日 07時45分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 Opera Softwareは1月27日付でWebブラウザの更新版をリリースし、深刻なセキュリティ問題に対処した。

 更新履歴によると、最新版の「Opera 11.01」では6件のセキュリティ問題が修正されている。このうち最も深刻なのは、フォームの入力に関連した問題によってメモリ破損を誘発され、任意のコードを実行される可能性がある問題。危険度は5段階で最も高い「Critical」となっている。

 このほかの脆弱性として、クリックジャッキング攻撃に利用される恐れのある問題(危険度「High」)、Webページからユーザーのコンピュータ上のファイルにアクセスされてしまう問題(同「High」)、プライベートデータを削除しても電子メールのパスワードが直ちに消去されない問題(同「Moderate」)、ダウンロードしたファイルを表示する際に不正な実行可能ファイルが使われてしまう問題(同「Low」、Windowsのみに影響)がそれぞれ修正された。

 また、セキュリティ問題のほかにも、ユーザーインタフェースやスクリプティング、メールなどの機能に関連して多数の不具合解消や改善が盛り込まれている。

 Opera 11.01はWindows、Mac、UNIX版を同社のページからダウンロードできる。

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