カナダのResearch In Motion(RIM)は6月10日(現地時間)、4月に米国でのみ発売したBlackBerry搭載タブレット「PlayBook」の販売地域を、向こう30日間で英国や香港など16の国や地域に拡大すると発表した。日本はこれらの地域に含まれていない。
PlayBookは、マルチタスク対応の独自OS「BlackBerry Tablet OS」と、iPadより小さい7インチのディスプレイ(iPadは9.7インチ)を搭載するタブレット端末。現在のところネットワークはWi-Fiにのみ対応で、米国では、16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトのモデルがそれぞれ499ドル、599ドル、699ドルで販売されている。
同社は4月28日、第1四半期(3〜5月期)の1株当たり利益について1.47〜1.55ドルとしていた見通しを、1.30〜1.37ドルに下方修正している。主な原因は主力製品であるスマートフォンBlackBerryの販売不振で、PlayBookについては予想通りの出荷を見込んでいるとしていた。
今回RIMが発表した新たな販売地域は以下の通り:英国、オランダ、サウジアラビア、香港、オーストラリア、ベネズエラ、スペイン、ドイツ、アラブ首長国連邦、シンガポール、メキシコ、フランス、イタリア、インド、インドネシア、コロンビア。
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