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Google、ウイルス扱いされたChromeを修復するアップデートを公開

» 2011年10月04日 07時23分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftの無料ウイルス対策ソフトウェア「Security Essentials」でGoogleのWebブラウザのChromeが誤ってマルウェアと認識されていた問題で、GoogleはChrome安定版とβ版のアップデートを米国時間の10月1日付で公開し、この問題に対処した。

 Security Essentialsでは一時的にChromeがマルウェアの「Zbot」(別名Zeus)として誤検知され、削除されてしまう問題が発生。Microsoftは定義ファイルの更新でこの不具合を修正したが、影響を受けたユーザーはChromeが起動できなくなったり新しいWebページを表示できなくなったりするトラブルに見舞われていた。

 Google Chromeのアップデートは、マルウェア扱いされて破損したChromeを自動的に修復するためのもので、安定版はバージョン14.0.835.187、β版は15.0.874.58がそれぞれ最新版となる。

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