ミクシィは11月2日、2012年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益が16億〜25億円(前回予想は34億〜38億円)になるなど、前期に比べ減益になる見通しを発表した。スマートフォンへの移行が進む中、従来型携帯電話向け広告の売り上げが減っている。
修正後の予想は、売上高が130億〜140億円(前回予想は150億〜163億円・前期実績は132億円)、経常利益は13億〜23億円(33億〜37億円・29億円)、純利益は5億〜11億円(16億〜19億円・13億円)。
4〜9月期、東日本大震災による広告売り上げへの影響に加え、スマートフォンへのシフトが想定以上に進んだため、モバイル広告売り上げが減少。広告宣伝費などを抑えたが、売り上げ減による減益分をカバーできず、利益は当初の予想を下回った。
mixiアプリなど課金収入の増加を見込むものの、下期もモバイル広告で厳しい状況が続くと見込み、売上高の見通しを下方修正。コスト削減で減収分をカバーし切れず、前期比で減益となる見通し。
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