米Googleは11月3日(現地時間)、ソーシャルメディアサービス「Google+」内でYouTubeの動画を検索・再生・共有できる「YouTube slider」を追加したと発表した。
Google+のストリームのページの右端に表示されるようになったYouTubeのアイコンをクリックすると「どんな動画を再生しますか?」と書かれた検索枠がスライドして表示される。ここに例えば「猫」などと入力すると、猫関連の動画を再生する小型のYouTubeプレーヤーが別ウィンドウで表示される。
このプレーヤーでは、検索結果がプレイリストになっており、順次再生を続ける。再生中はスライダーに一時停止ボタンが表示され、ここで停止・再生ができる。また、プレーヤーに「+1」ボタンと「共有」ボタンが付いており、サークル内のメンバーとプレイリストを共有できる。共有すると、そのプレイリストはメンバーのストリーム上に表示され、直接再生できる。
Googleはまた、Chromeブラウザの拡張機能として、Google+の新規投稿をプッシュ通知する「Google+ Notifications」を公開した。この拡張機能をインストールすると、Chromeブラウザの検索枠の右に新着投稿数を通知するアイコンが表示され、クリックするとその場で新着投稿を確認できる。この機能は、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)向けGoogleツールバーの新版にも追加される見込みだ。
Chromeブラウザの拡張機能としてもう1つ、「Google +1 Button」も公開した。Chromeで表示しているページでこの拡張機能のアイコンをクリックすることで、+1ボタンが設定されていないページも+1し、サークル内で共有できる。
GoogleはGoogle+にさまざまなサービスを統合しており、Google Docs、Google Reader、Google Maps、Google +1などがGoogle+内で利用できる。同社はさらにサービスの統合を進める計画としている。
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