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打ちやすくなったキーボード採用の新型「ポメラ」 Bluetooth対応、親指シフトも

» 2011年11月08日 17時06分 公開
[ITmedia]
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 キングジムは11月8日、デジタルメモ「ポメラ」の最上位機種「DM100」を11月25日に発売すると発表した。デザインを一新し、キーボードの縦横ピッチを広げてタイプしやすくなったほか、Bluetoothへの対応でiPhone/iPadの外付けキーボードとしても利用できる。価格は3万7800円。

 従来機種は折りたたみ式キーボードを採用していたが、DM100は通常のキーボードを備えるデザインに。キーピッチが17.0(横)×15.5(縦)ミリと広がり、本体を開けば電源オンですぐに入力ができるようになった。5.7インチSVGA(800×600ピクセル)のTFTモノクロ液晶ディスプレイを搭載し、より大きく見やすい画面になった。

 バッテリー駆動時間は単三形アルカリ乾電池×2本で約30時間と、ポメラシリーズで最長に。折りたたんだ際の形状は細長くなった。サイズは263(幅)×118.5(奥行き)×24.6(高さ)ミリ、重さ399グラム。

photophoto ディスプレイ横にボタンを備え、国語辞書の起動などが行える。Bluetoothキーボード機能も

 PC連携が強化され、本体メモリ128Mバイト(システム領域含む)に加え、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)でストレージを拡張可能。USB接続のほか、Bluetooth(Ver2.1+EDR class2)対応により、データのやり取りのほかBluetoothキーボードとして利用できるようになる(現在の対応デバイスはiPhone 3GS/4/4SとiPad/iPad 2とiPod touch。そえぞれiOS 4.0以降)。

photo 親指シフトキートップシールが付属

 従来通り日本語入力システムとしてATOKを搭載。また日本語かな入力のために親指シフトに対応している。新たに表(CSV形式)の作成が可能になった。

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