角川グループホールディングスの角川歴彦会長は11月8日、日本向けに電子書籍販売を目指す米Amazonと交渉が続いていることを明らかにした。
角川会長は「1年間交渉している。ハードな交渉をずっとやっている」とし、現在は「11条件くらいに収まってきているが、その11条件に出版社としてのめないというのも入ってきている」とした。
Amazonが日本参入に当たり、国内出版社に強硬な条件を提示しているという報道について、角川会長は「デジタル化も含めてAmazonが行う場合にAmazonの取り分が55%ということでは。だが出版社は自己責任で自らデジタル化すべきだ」と述べた。
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