米Googleは11月21日(現地時間)、米AppleのiOS向けGoogle検索アプリをアップデートしたと発表した。iPadとiPhoneに対応する新版(バージョン1.0.0.8117)の日本語版をApp Store(リンク先はiTunesプレビュー)からダウンロードできる。
iPad向けのデザインが大きく変わった。検索の初期画面がシンプルになり、画面中央に検索枠が、その下に「履歴」「アプリケーション」「音声検索」のボタンが並ぶ。
Googleインスタントでインクリメンタルに検索候補が表示され、検索結果では、デスクトップ版にある「インスタントプレビュー」機能が加わった。デスクトップ版のインスタントプレビューは検索結果上にマウスを置くと表示される「>>」をクリックして表示するが、iPad版では検索結果ページの右上端にあるアイコンをタップすると、検索結果のサムネイルが並ぶインスタントプレビュー画面になる。デスクトップ版のような検索結果ページから移動せずにページのプレビューを表示させることはできない。
その代わり、検索結果を選択すると、選んだページが新しいタブとして開かれ、右にスワイプすることですぐに検索結果ページに戻れるようになった。スワイプを途中でとめることで、検索結果とページを横並びに表示させることもでき、サムネイルより表示に時間はかかるがインスタントプレビューと同じような使い方が可能だ。
画像検索では、画像をタップすると大きく表示し、そのままスワイプすると検索結果の画像が順に表示される。
初期画面の「履歴」をタップすると、検索履歴がサムネイルで表示される。「アプリケーション」をタップすると、Googleが提供する各種アプリを起動するためのアイコンが並ぶ(旧版では検索ページの下に「アプリ」ボタンがあり、これをタップすると別ウィンドウでサービス一覧が表示されていた)。
また、検索結果ページのタブに「+1」ボタンとページ内検索ボタンが表示される。ページ内検索ボタンをタップすると、表示しているページ内にある検索語がハイライト表示される。
iPhone向けとしては、バグの修正と検索結果を全画面モードで表示できる機能が追加された。
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