米Googleが「Solve for X」というWebサイトを立ち上げた。正式公開前の同サイトのウェルカムメッセージには「Solve for Xは、世界的な問題を解決するラディカルな技術アイデアに興味のある人々がそうしたアイデアを聴き、話し合う場だ」とある。
公式YouTubeチャンネルで公開された動画では、がんなどの難病治療や気象問題といった世界的な問題を打開するためのラディカルな解決方法の実現を目指すと説明している。
このプロジェクトにかかわっているとみられる同社のリチャード・ディボール氏(“Rapid Evaluator”という肩書きを持つ)は自身のGoogle+で、「Solve for Xカンファレンスでのプレゼンテーション動画や資料は7日中にWebサイトで公開する」と語っている。Webサイト公開前に非公開のカンファレンスが開催されたようだ。Webサイトには“出席者ログイン”ボタンなどがあり、このカンファレンスは「ラディカルな問題解決方法」の発表の場だったのかもしれない。
Googleには、共同創業者のサーゲイ・ブリン氏率いるトップシークレットプロジェクト「Google X」があり、ここで自動運転カーやモバイル関連の新技術を開発しているとうわさされている。ラリー・ペイジCEOは、かつて、「こうした不確かなプロジェクトを今後も幾つか立ち上げるが、慎重に投資する」と語った。
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