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Gumroadで“URLぶっこ抜き”を防ぐ「Gumsafe」が登場

» 2012年02月20日 17時48分 公開
[ITmedia]
photo Gumsafe。ブログパーツも作成できる

 個人がコンテンツを簡単に販売できる「Gumroad」で、販売コンテンツのURLを購入者に知られないようにするサービス「Gumsafe」が登場した。コンテンツURLがネットに流出して無料でダウンロードされてしまうことを防げる。

 Gumroadは手軽にコンテンツを販売できるのが売りの新しいサービスだが、購入者に対してWeb上とメールでコンテンツのURLを知らせ、直接ダウンロードしてもらう仕組みになっている。このURLが流出すればコンテンツ代金を払わずにダウンロードし放題になってしまうため、この点がGumroadの弱点の1つと指摘されてきた。

photo Gumroadでコンテンツ購入時に表示される「clicking here」のリンクはコンテンツへの直リンURL。このURLが流出すればダウンロードし放題になってしまう

 Gumsafeは、コンテンツURLを秘匿した上で販売することができるようにするサービス。サイト上からGumroadの販売URLを入力して変換すると、Gumsafe用販売ページのURLを生成。このページからユーザーが購入すると、ブラウザ上ではコンテンツURLを表示せずにダウンロードが自動的に始まるようになっている。また、URL入りのメールも購入者には届かないようにしている。

photo Gumroadで作成したURLを入力すると、Gumsafe用URLに変換
photo Gumsafe用販売ページからコンテンツを販売でき、コンテンツURLは購入者に知らされない

 開発したのは、同人活動もしている@kituneponyoさん。購入者がダウンロードに失敗した場合の再ダウンロード機能を実装するなど、改善が進められている。

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