水陸両用バスを利用した東京湾の観光ツアー実施に向けた社会実験への参加者受け付けが始まる。1周約1時間半の無料体験ツアーに合計4000人を招待する。バスが水しぶきをあげて海に入っていき、ゆっくりと海上散歩を楽しめるという。
3月20日から4月8日の期間中、40人乗りの水陸両用バス2台を使って1日3回、各回約1時間半の体験ツアーを実施する。ツアー名は「東京ダックツアー」だ。
お台場発着と浜松町発着の2コースあり、お台場発着コースは陸上の台場からレインボーブリッジをわたり、「港南スロープ」から東京湾に入って東京港を巡り、同スロープから上陸して戻るコース。浜松町発着コースは浜松町を出発して東京タワーを経て同スロープから東京湾に入り、天王洲をめぐって再び浜松町に戻る。
ツアーと申し込みの詳細はWebサイトで。
一般社団法人の「RE-BORN47」が主催し、日本水陸両用車協会、大江戸水辺観光推進機構、観光庁の共催。はとバスやJTB、フジテレビジョンなどが協力する。
水陸両用バスは大阪や諏訪湖(長野県)、宮城県などで運行されており、首都圏での営業運行実現に向け、実験の結果を検証していく。
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