米Googleは4月25日(現地時間)、Google Mapsで3Dの風景を楽しめる「photo tours」を発表した。同サービスを利用するには、3D表示技術の「WebGL」を有効にしておく必要がある。
photo toursの一覧から見たいツアーをクリックするか、情報ウィンドウに「Photo tour」のリンクがある場合はそのリンクをクリックすることなどで、そのマーカーのある場所の風景を視点を変えながら表示できるphoto tourを開ける。現在、1万5000カ所以上の世界の観光地のツアーがあるという。
このツアーに使われている写真は、ストリートビューのようにGoogleが撮影したものではなく、ユーザーがGoogleの写真共有サービス「Picasa」あるいは「Panoramio」に投稿したものだ。Googleはこれらの写真の中から公開設定で、チェックイン情報が付属する写真を抽出し、世界の名所についてオーバーラップしているものを選び、組み合わせて3Dに構築したという。今後投稿される写真が増えれば、ツアーの精度を上げたり、新たな場所のツアーを増やしていくとしている。同社は、ツアーで使っている写真の所有権は投稿したユーザーに帰属するとことわっている。
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