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Google、WebGL採用の“立体玉転がしゲーム”「CUBE」を公開

» 2012年04月29日 18時26分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは4月28日(現地時間)、WebGL技術を採用し、Google MapsのプロモーションにもなっているWebゲーム「CUBE A game about Google Maps」を公開した。Google ChromeなどWebGLをサポートするWebブラウザでプレイできる。

 cube 1 ページ左下に「This is a Chrome Expreiment」とあり、Google MapsとChromeの両方のプロモーションになっている

 ゲームは、立方体に載っている地図上で青い玉を転がして目的地に誘導する時間を競うというものだ。レベルが8段階あり、1レベルクリアするごとに、Google Mapsの機能が紹介される。

 例えばレベル2はサンフランシスコの自転車道がテーマで、4つの観光スポットを自転車道を使って巡る。クリアすると、Google Maps上の自転車道についての説明と、さらに詳しい説明へのリンクが表示される。リンク先は公式YouTubeの関連動画だ。

 cube 2 非力なマシンだと玉を誘導するカーソルがまともに表示されず、5分もかかってしまった

 Googleは1月に、このゲームを2月にGoogle+ Gamesに追加するとしてティーザー動画を公開したが、まずはWebゲームとして公開したようだ。Google MapsとともにGoogle Chromeのプロモーションにもなっており、WebGLをサポートしていないWebブラウザでCUBEを開こうとすると、ゲームの紹介動画と、Google Chromeのダウンロードページへのリンクが表示される。

 米ニュースメディアのFusibleによると、レベル5の舞台は東京で、複雑な道を通って観光地を巡るものだそうだ(筆者の環境ではレベル3でハングしてしまい、ブルースクリーンが出たのでそこまで到達していない)。

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