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SkypeのMac版、Windows版、Linux版がアップデート

» 2012年06月15日 10時31分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoft傘下のSkypeは6月15日(現地時間)、Mac版、Windows版、Linux版のSkypeをそれぞれアップデートしたと発表した。

Mac版(バージョン5.8)

 skype 1 移動可能になった連絡先リスト

 連絡先リストの表示が大き過ぎるというユーザーからのフィードバックを基に、連絡先リストをスリムにし、リサイズや表示位置の移動ができるようにした。ビデオ通話の相手がモバイル版(iOS、Android、Windows Phone)を利用しており、カメラの縦横を変更した場合、画面表示が自動的に対応するようになった。また、Macの次期OS「OS X Mountain Lion」に対応した。OS X Mountain Lionは、7月にMac App Storeからダウンロードできるようになる。

Windows版(バージョン5.10)

 skype 2 よく通話する相手をトップに表示できる

 連絡先リストのトップに「お気に入り」コーナーができ、よく通話する相手を登録できるようになった。また、Facebookの連絡先とまとめて表示するようになった。ビデオ通話が不調な場合、ビデオレンダリング技術を旧版にもどせるようになった。

 Skypeは13日、Windows向け無料版の通話中にディスプレイ広告を表示する「Conversation Ads」を発表した。「Skype Credit」を持っていないか、サブスクリプションサービスに加入していない利用者の1対1の音声通話の画面に広告が表示される。

 skype 3 通話相手の写真の右側に広告が表示される

Linux版(バージョン4.0)

 複数の会話を表示する機能の追加や会話のユーザーインタフェースを刷新するなどで、Mac版やWindows版とのギャップを縮め、音声通話の品質も高めた。

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