米Microsoftは10月13日(現地時間)、ルクセンブルクのSkype Technologiesの買収を完了したと発表した。SkypeはMicrosoftの新たな部門「Skype Division of Microsoft」となる。
Microsoftは5月10日に、Skypeを85億ドルで買収すると発表した。この買収は、米連邦政府当局が6月に、欧州連合が10月7日に承認した。
Skypeのトニー・ベイツCEOが同部門社長に就任し、スティーブ・バルマーCEOの直属となる。Skype部門は従来通り世界のユーザー向けのサービスを提供していく。Skypeの技術は幅広いMicrosoftの製品に統合される。
2003年に創立されたSkypeは2005年9月に米eBayにより買収され、その後、2009年11月に投資家グループにより買収された。ベイツCEOは2010年10月に、同社がIPOを目指した際、米Cisco SystemsからCEOとして迎えられた。
ベイツ氏は発表文で、「MicrosoftとSkypeの協力により、1日当たり10億ユーザーというSkypeの目標達成を加速できるだろう」と語った。
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