ルクセンブルクのSkypeは8月17日(現地時間)、米AppleのiOS端末で利用できる公衆無線LAN接続アプリ「Skype WiFi」を無料でリリースしたと発表した。iOS 4.1以上を搭載したiPhone、iPad、iPod touchで利用できる。
Skype WiFiは、従来「Skype Access」という名称でPC向けに提供されてきたサービスで、空港やカフェに設置された有料のWi-Fiサービスに1クリックでアクセスできるというもの。アプリをインストールすることで、iOS端末でもこの機能が利用できるようになった。
アプリ自体は無料だが、アクセスには1分当たりの接続料金が掛かる。ログインはSkypeのアカウントで行い、支払いはSkypeクレジットで行う。料金は、提携先のWi-Fiプロバイダーによるが、1分当たり6セントから(日本ではTomizoneの4円26銭から)。利用できるWi-Fiホットスポットは世界に100万カ所以上あるとしている。日本で利用できるネットワークとしては、NTT(0033)、Livedoor、MobilePoint、Tomizone、Wi2がある。
アプリ公開キャンペーンとして、英国夏時間(日本との時差は−8時間)の8月20日の午前0時から21日の午後11時59分の間、60分までの利用料金が無料になる。
Androidやその他のモバイル端末向けアプリの予定は不明だ。
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