違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案を審議する参議院文教科学委員会は6月20午前、採決を行い、全会一致で「原案通り可決すべき」として本会議に送られた。本会議で可決されれば成立する。
この日は質疑、討論はなく採決が行われ、改正案は全会一致で原案通り可決すべきものとして本会議に送られた。
付帯決議も全会一致で行われ、違法ダウンロードの防止の重要性に対する啓発を自治体がレコード会社などと連携して行うこと、警察の捜査権の乱用やネットの不当な制限につながらないよう配慮すること──などを求めた。平野博文文部科学相は「決議に十分留意して対処してまいりたい」と述べた。
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