米Evernoteは7月18日(現地時間)、Mac版Evernoteをバージョン3.2にアップデートしたと発表した。現在はEvernoteのWebサイトからしかダウンロードできないが、間もなく米AppleのMac App Storeからも入手できるようになる見込みだ。
このアップデートで、共有ファイルに関する更新情報のプッシュ通知機能「Activity Stream」を追加し、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルでの表示に対応するためボタンやテクスチャなどをすべて刷新したという。その他、バグ修正や同期速度の向上も図った。
Activity Streamは、他のユーザーと共有しているノートブックに誰かが変更を加えたり、共有ユーザーが増えたりするたびにプッシュ通知してくれる機能。プロジェクトのアイデアリストや防備録を共有している場合などに便利そうだ。
ツールバーのトランクアイコンの隣に追加された衛星アンテナのようなアイコンをクリックすると、プルダウンで新着情報を表示できる。
アイコンの横に付いている数字は、Facebookのお知らせ機能と同じように、前回同期した後に新たに追加されたアクティビティの数を表す。前回同期した後、1つのノートブックに複数の変更があった場合、直近の変更のみが表示される。
この機能の追加に合わせて、クリックしなくても自動的にノートブックの同期を行うように機能が変更された。
Activity Streamでは、ユーザーに役立ちそうなtipsも表示する。例えば新機能が追加された場合などにtipsとして通知されるが、こうしたtipsは一度クリックすると消える。
現在Mac App StoreからダウンロードしたEvernoteを使っているが、Evernoteのサイトにあるデータですぐにアップデートしたいユーザーは、サポートページ(英語のみ)を参照のこと。
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