米Googleは7月26日(現地時間)、モバイル版Google検索でキーワードを手書きで入力できるようにしたと発表した。Android 2.3以上のスマートフォン、Android 4.0以上のタブレット、iOS端末(iOS 5以上)で利用でき、日本語を含む27カ国語に対応する。
手書き検索を利用するには、端末のWebブラウザでgoogle.comあるいはgoogle.co.jpを開き、「検索設定」(スマートフォンでは画面下、タブレットでは右上の歯車アイコンの中)で「手書き入力」を有効にして設定を保存する。
これでGoogle検索画面の下に手書き入力ができる状態を示すツールが表示される。この状態で、画面全体を使って字を書ける。字を書いている途中で文字に変換され、インクリメンタルに検索候補が表示される。画面右下の「g」をタップすることで、手書きとキーボード入力の切り替えができる。
Googleのサポートページによると、認識する文字は「検索結果の言語」として設定した言語ということだが、日本語に設定している場合、ローマ字も認識する。文字は楷書体で入力する必要があり、アルファベットは大文字小文字を利用できる。数字や一般的な記号も認識する。
Android端末上のChromeブラウザで最も高い性能を発揮するとしているが、筆者の環境では、Androidの標準ブラウザでもiPadのSafariでも十分使うことができた。
Google検索は音声入力にも対応しているが、周囲がうるさい場合には手書きの方が便利だろう。下の動画では、ジムのウォーキングマシンで歩きながらの入力例を紹介している。上体が揺れているとキーボードの小さなキートップをタップするのは難しいが、大きな文字の手書きなら可能だ。
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