米Googleのエリック・シュミット会長は9月5日(現地時間)、傘下のMotorola Mobilityの新製品発表イベントに登壇し、Android端末の1日当たりのアクティベーション数が130万台だと語った。第2四半期の業績発表時点では1日当たり100万台だった。
130万台のうち、タブレットはわずか7万台であることも明らかにした。同氏はタブレットでは後れを取っていることを認め、「急成長している」と語った。
インストールベースで、世界で約4億8000万台のAndroid端末があるという。
シュミット会長に続いて登壇したMotorolaのデニス・ウッドサイドCEOは、Motorolaの歴史を振り返り、Motorolaは今日のモバイル市場の基礎となる技術を開発したと強調した。「他社のまねをする企業文化はない」と、暗に米Appleと韓国Samsung Electronicsの特許戦争に触れた(MotorolaもAppleと係争中だ)。ウッドサイド氏は新DROID RAZRシリーズの紹介でも終始、デザインやスピードをiPhone 4Sと比較してみせた。
Appleは9月12日に次期iPhoneを発表するとみられている。新iPhoneの機先を制そうと、MotorolaだけでなくフィンランドのNokiaも5日にWindows Phone 8搭載の新Lumiaを発表した。
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