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直近のスマホ購入シェア、半数がiPhone 5 ソフトバンク優位――MM総研調査

» 2012年10月04日 17時17分 公開
[ITmedia]
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 9月14日以降のスマートフォン購入シェアの50%をiPhone 5が占めている――MM総研が10月4日に発表したスマートフォン購入実態調査でこんな結果が出た。キャリア比率は、ソフトバンク63.9%:au36.1%とソフトバンクが優勢だった。

 iPhone 5の予約開始日となる9月14日以降にスマートフォンを購入・予約した1500人を対象に、9月27日〜10月1日にWebアンケートを実施した。

 購入・予約した機種を質問したところ、1位はソフトバンクのiPhone 5(31.8%)、2位はauのiPhone 5(17.9%)、3位はソフトバンクのiPhone 4S(4.1%)、4位はauのiPhone 4S(3.7%)、5位はNTTドコモのXperia GX SO-04D(3.1%)だった。iPhone 5購入者が全体の49.7%を占め、人気の高さがうかがえる。

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 iPhone 5の購入・予約者のキャリア比率はソフトバンク63.9%:au36.1%。購入時期別に見ると、9月14日〜20日はソフトバンク62.4:au37.6%だったのが、9月28日〜10月1日にはソフトバンク65.7%:au34.3%とソフトバンク比率が徐々に高まっており、9月19日に発表されたテザリング対応などの追加施策が奏功したとみられる。

 iPhone 5の購入・予約者のうち53.4%が、テザリングオプションを契約するか、契約予定と答えている。

「購入したいスマートフォン」もiPhone優勢

 今後3カ月以内にスマートフォンを購入する意向を示した1023人にもアンケートを実施。今後購入したい/購入を検討したいスマートフォンのOSを複数回答で聞いたところ、1位は「iOS」(iPhone)で85.2%、2位は「Android」で62.3%、3位は「Windows」で46.9%だった。

 iOSの購入意向を示した873人に、auとソフトバンクのiPhone 5について、各種料金やキャンペーン情報を提示した上でどちらを購入したいか聞いたところ、ソフトバンクが58.9%、auが41.1%とソフトバンクが優勢。

 ソフトバンクを選んだ理由の1位は「現在利用している携帯電話会社だから」(46.3%)、2位は「iPhoneのイメージが強いから」(36.8%)、auは1位が「電波のつながりやすさ」(56.5%)、2位は「現在利用している携帯電話会社だから」(32.4%)だった。

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