米Qualcommは1月7日(現地時間)、現行のモバイルSoC「Snapdragon S4」の後継に当たる新SoC「Snapdragon 800」および「Snapdragon 600」を発表した。
Snapdragon 800は、クアッドコアのKrait 400(1コア当たり最大2.3GHz)とAdreno 330、800MHzのLPDDR3を搭載し、S4より75%性能が向上しているという。GPUの性能は現行のAdreno 320の2倍としている。台湾TSMCの28ナノメートルHPm(High Performance for mobile)の採用で省電力を図った。
LTEのカテゴリー4をサポートするモデムが統合されている。Wi-Fiは最新のIEEE 802.11acをサポートする。
また、フルHD(1920×1080)の4倍の、いわゆる4K動画の撮影・再生に対応する。
Snapdragon 800採用のハードウェアは、2013年半ばに登場する見込み。
Snapdragon 800より低スペックのSnapdragon 600搭載端末は第2四半期に登場する。こちらは1.9GHzのクアッドコアKrait 300とAdreno 320を搭載し、LPDDR3をサポートする。
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