ソニーは1月21日、NFC対応スマートフォンやタブレットをかざすだけで、写真や動画などを自動でバックアップできる1Tバイトのストレージ「パーソナルコンテンツステーション」(LLS-201)を発表した。保存したデータはスマートフォンやタブレット、テレビなどで再生できる。4月30日発売予定で、オープン価格(実売予想価格は3万円前後)。
約172(幅)×32(高さ)×172(奥行き)ミリ、重さ500グラムの白を基調とした陶磁器のようなデザインのボディに、1TバイトのHDD、NFC通信機能、無線LAN通信機能(IEEE 802.11 a/b/g/n対応)、HDMI端子、SDメモリーカードスロットなどを内蔵した。専用アプリ「PCS Manager」(Android、iOS対応)を内蔵したスマートフォンやタブレットと組み合わせて使う。
NFC搭載のAndroidスマートフォンやタブレットを、本体上部の「N」マーク部分にかざすだけで「PCS Manager」が起動し、携帯端末内に保存されている写真や動画をワンタッチで取り込んで保存できる。USBやSDカード、無線LAN経由で取り込むことも可能。一度取り込んだファイルは、ファイル名、サイズ、記録日時などを記憶。次回以降は差分のみを自動で判断して取り込む仕組みになっている。
取り込んだファイルは、同機と無線LAN接続したスマートフォンやタブレットの「PCS Manager」から一括管理・閲覧できる。ハードウェアトランスコーダーを内蔵しており、動画ファイルを視聴端末に適したファイル形式に変換して再生可能。HDMI端子でテレビと接続したり、DLNA経由でホームネットワーク内の端末で視聴することもできる。
保存した動画や写真は、スマートフォンやタブレットから、FacebookやTwitterなどSNSにアップロード・共有可能だ。
同社のスマートフォン「Xperia」、デジタルカメラ「サイバーショット」「α」、デジタルビデオカメラ「ハンディカム」などと連携。「コンテンツ視聴の機会を広げるべく、積極的に展開していく」としている。
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