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「Yahoo!クラウドソーシング」ポイント求め利用者殺到、タスク激減

» 2013年01月24日 18時54分 公開
[ITmedia]

 簡単なデータ入力やチェック作業などのタスクを企業が一般ユーザーに依頼し、ユーザーに「Yahoo!ポイント」を支払うヤフーの新サービス「Yahoo!クラウドソーシング」に利用者が殺到し、ヤフーが発注したタスクがすぐになくなってしまう状態になっていたようだ。ヤフーは23日までに、1人当たりがこなせるタスクの回数を減らすなど、対応を行っている。

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 Yahoo!クラウドソーシングは21日にスタート。1〜2分でできるデータ入力やチェック、簡単なアンケートなどのタスクをヤフーからユーザーに依頼し、タスク1回当たり、Yahoo!ポイント2〜3ポイントをプレゼントしていた。

 同サービスは「自宅で簡単に稼げる」などと、サービス開始直後からネット掲示板などで話題になり、ユーザーが殺到。ヤフーは当初、「アルファベットの読みチェック」や「余計な言葉を削ってみよう」など8件ほどのタスクを用意していたが、多数のユーザーが殺到して大量にタスクをこなしたため、希望者に対してタスクが不足する状態になっていた。

 23日午後10時半現在、同サービスで提供されているタスクは1件のみ。タスクをこなせる回数は、1人当たり5回に制限されている。同社はサイト上で、「ただいま、非常に多くの皆様にご利用いただいており、なるべく幅広いユーザーの方に実施いただけるよう、1人当たりの実施できる件数を少なくしている」と説明。ユーザーに対しては、タスクの説明文をよく確認し、適切な回答を選択するよう求めている。

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