米Googleのエリック・シュミット会長が、同社の持ち株の一部を売却する。同社が2月8日(現地時間)に米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかにした。
SEC文書によると、同氏は現在、約760万株のクラスAとクラスB普通株(議決権がクラスAの10倍)を保有しており、そのうちのクラスA株を向こう1年で最高320万株売却する。同氏の個人資産の多様化と流動性向上を図る戦略に基づく計画としている。
同社の8日の終値(785.37ドル)で換算すると、約25億ドルに相当する。
この売却により、シュミット氏の議決権は現在の約8.2%から約5.0%に減る。同社の共同創設者であるラリー・ペイジCEOとサーゲイ・ブリン氏の議決権は2015年までに約48%に減る見込みだが、3人の議決権を合わせれば過半のままだ。
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