米メディア企業のBetaworksは5月7日(現地時間)、先週リリースしたiPhone向け無料パズルゲーム「Dots」の累計ダウンロード数が100万回を突破したと発表した。
Dotsは並んでいる同じ色のドット(点)を指でつないで消し、60秒の制限時間内で消したドット数を競う単純なパズルゲーム。正方形にドットをつなぐと画面からすべてのドットを消すことができる。TwitterやFacebookとの連係というソーシャルな要素と、美しいデザインで人気が高まった。
ゲームは無料だが、アプリ内でタイムカウントを途中で止めたり、ドットを追加するためのドットを購入することもできる。ただし、無料のままでもストレスなく遊べて、ユーザーにアプリ内購入を強制しないよう配慮したという。Betaworksは「このゲームの目的」というページに「われわれはユーザーの弱みにつけ込むようなことはしません。目先の利益のための決定は長期的には汚点になると信じるからです」と書いている。
Betaworksは本来ゲームメーカーではなく、DiggやInstapaperを傘下に持つ、自称“企業を構築する企業”。同社が米Mashableに語ったところによると、Dotsリリースの目的はゲーム内課金での金もうけではなく、ソーシャルゲームにおけるユーザーエンゲージメントの研究という。
Dotsは今後、iPadにも対応し、色覚異常者でも遊べるよう改善する計画だ。
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