米Googleは8月14日(現地時間)、PCのWebブラウザおよびモバイル版(AndroidおよびiOS)のGoogle検索で、自分のスケジュールや発注した荷物の追跡など、パーソナルな情報の検索を可能にしたと発表した。まずは米国の英語版のGoogle検索で今週中に利用できるようになる。
モバイル版とPCでGoogle Chromeを使っている場合は、音声での検索が可能だ。検索結果はGoogle Nowのようなカードとして表示される。
この機能を利用するには、Googleアカウントにログインする必要がある。Google検索は、ユーザーが同じアカウントで利用しているGmail、Googleカレンダー、Google+からこれらの情報を収集し、提示する。
検索できる項目は、パーソナルな情報をプッシュ通知する「Google Now」で表示するものとほぼ同じようだ。Google Nowはプッシュ通知だが、同じ情報を自分から尋ねてプルできる。
まずは以下の情報(「」内は入力する検索語の例。日本語は意訳)が検索できるようになり、今後増えていく見込み。
Googleは、昨年3月にプライバシーポリシーと利用規約を更新し、同社の各種サービスでのユーザーの利用履歴や情報を包括的に収集できるようにした。
検索結果にこうしたパーソナル情報を表示させないようにするには、検索結果ページの右上に表示されるようになる地球儀アイコンをクリックする。機能を無効にするには、検索設定ページに追加される「Private results」メニューで「Do not use private results」をクリックする。
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