米Twitterの訪問者当たりの売上高は前年比300%増(4倍)の44セント、米Facebookは39%増の93セントだった──。米Adobe Systemsが10月28日(現地時間)に発表したソーシャルサービスに関する年次報告書「Social Media Intelligence Report」で明らかになった。
今回が初になる同報告書のために、Adobeは1310億件以上のFacebookの広告インプレッション、10億件以上のFacebookへの投稿、4億件以上のTwitterを含むSNSへのユニーク訪問者を調査したとしている。
15ページから成る報告書は、Facebookを中心に、ペイド/アーンド/オウンドの項目別にデータを提供している。
Facebookでは、CTR(表示した広告がクリックされた数の割合)が昨年の2倍になった。広告の種類としてCPC(クリック単価ベース)の方がCPM(インプレッション単価ベース)よりもまだ多いが、CPMベース広告は前年比275%増加しており、CPCベースは40%減少した。
小売りサイトへの流入元としてはFacebookが圧倒的に多いが、前年の77%から15ポイントシェアを下げた。次にシェアが高いのは7ポイント増のPinterest(シェアは15.3%)、3位は4.9ポイント増のTwitterだった。
報告書はこちらからダウンロードできる。
変更履歴:本文中、公式ブログの「The Adobe Digital Index team examined more than 200 billion Facebook ad impressions」という記述に従って「Adobeは2000億件以上のFacebookの広告インプレッション」としていましたが、報告書の方では「131 billion Facebook ad impressions」となっているので報告書に合わせて訂正しました。[2013/10/29 21:00]
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