サイバネットシステムは12月4日、成田国際空港で国際線の航空機を乗り継ぐ海外からの旅客に提供しているサービス「おもてなしプログラム」の案内役として、同社の「バーチャルマネキン」が採用されたと発表した。等身大CGのキャラクターが、おもてなしプログラムを英語で案内する。
バーチャルマネキンは、人型に加工した特殊なスクリーンに、等身大のCGキャラを投影させるディスプレイ。ナレーションに合わせて投影されたキャラクターが動くため、あたかもその場に立っている人が通行人に話しかけているかのような印象を与え、高いアイキャッチ効果・足止め効果が期待できるという。
成田国際空港では、乗り継ぎ客に休憩スペースを提供したり、コンシェルジュが顧客の希望を聞き、サービスを案内する「おもてなしプログラム」を12月31日まで提供している。バーチャルマネキンは、成田国際空港のイメージカラーの制服を着て、第1ターミナルと第2ターミナルに分かれておもてなしプログラムを英語で案内する。
今回の案内は英語のみだが、バーチャルマネキンはマルチ言語に対応しており、言語を随時切り替えられる。AR機能やモーションセンサーなどのデバイスと組み合わせることで、バーチャルマネキンに人の動作に応じた反応をさせたり、動画を再生させるといったことも可能だ。
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