博報堂は、レシートを印刷せずにデータとしてスマートフォン上で管理できる「スマートレシート」と、対象商品の購入データからワンタップでキャンペーンに応募できる「電子購買証明サービス」の実証実験を、来年1月から3月まで仙台市で実施する。
実証実験は生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の21店舗で実施。東芝テックが開発した「スマートレシート」を活用し、レシートを印刷する代わりに、レシート情報をスマートフォンに送信・表示する。また博報堂と東芝テックが共同開発した、購入した商品のキャンペーンに画面上からワンタップで応募できる仕組みも導入する。
電子化で買い物客は支出管理やキャンペーン応募が簡単になる一方、レシートやキャンペーン応募はがき、シールなどの紙資源の節約にもつながる。また店舗にとっても、経費と環境負荷の削減に加え、利便性の高さで集客力が高まるとしている。メーカーも販促キャンペーンのコスト削減と応募率の向上を見込めるなど、それぞれにメリットをもたらすとしている。
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