米Appleが昨年末に2人のバイオセンサー専門家を採用したと、米ブログメディアの9TO5Macが1月17日(現地時間)に報じた。
米LinkedInで両者が公開している経歴によると、いずれも昨年12月からAppleのサンフランシスコ・ベイエリアのキャンパスに所属している。
コンシューマーエレクトロニクスのハードウェアエンジニアという肩書になっているナンシー・ドハーティー氏は、Appleの前は米医療端末メーカーのSano Intelligenceでハードウェアを統括していた。Sanoは血液成分データの収集・分析が可能なウェアラブル技術の開発企業。ドハーティー氏は同社でパイロット端末開発を統括した。
医用端末の研究開発に従事するラビ・ナラシムハン氏は生物医学アルゴリズム、機械学習、データ分析の専門家で、米医療ベンチャーのVital Connect出身。同社は胸に貼る無線式のバイオセンサー「HealthPatch」を提供している。
Appleは「iWatch」と呼ばれる腕時計型端末を開発中とうわさされている。同社は昨年2月、腕時計型端末の特許を取得している。Bloombergは昨年、この端末には歩数計や心拍計などのヘルスケア関連の機能が搭載されると報じた。
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