米Googleは2月6日(現地時間)、Chrome OSベースのテレビ会議システム「Chromebox for meetings」を発表した。ハードウェアの価格は999ドルで、まずは米国で発売する。年内には日本でも発売する計画だ。
999ドルのハードウェアセットは、台湾ASUSのChrome OS搭載端末「Chromebox」(米IntelのCore i7搭載でWi-Fiに対応する)、高精細ビデオカメラ、マイク/スピーカー、QWERTYキーボード付きリモコンで構成される。購入した年はサポート料は無料だが、2年目からは1年当たり250ドル掛かる。
このセットを会議室のテレビやモニターに接続して使う。1セットで15人までがテレビ会議に参加できる。Googleは、企業向けの従来のテレビ会議システムの10分の1のコストで同等のシステムが構築できるとしている。
テレビ会議にはGoogle+のハングアウトを使う。Google Appsを採用している企業であれば、Googleカレンダーで会議を設定したり、会議の画面でGoogle Docsを共有することなども可能だ。また、Googleアカウントでログインできるので、従来のシステムのような複雑なダイヤルインコードやパスコードを入力する必要がない。また、Googleアカウントを持っていれば社外の顧客を会議に招待することもできる。
Chromeboxは、ASUSの他、米Hewlett-Packard(HP)と米Dellからも発売される見込みだ。
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