米Googleは2月12日(現地時間)、米VMwareとの提携により、ChromebookでのWindowsアプリ利用を可能にしたと発表した。VMwareのDaaS(仮想デスクトップのクラウドサービス)「VMware Horizon View」がChrome OSに対応した。まずは企業向けのオンプレミスサービスとしてVMwareとその提携プロバイダーが提供する。
ChromebookでVMware Horizon Viewを利用することで、ユーザーはクラウドサービスとしてWindowsのデスクトップ環境を利用できる。
Googleは公式ブログで、「Windows XPのサポート終了が目前に迫る中、ChromebookでのDaaS環境を導入すれば、セキュリティの脆弱性やアプリケーションの互換性、新PC購入予算などの悩みは過去のものになる」と語った。
Windows XPのサポートは4月に終了するが、米分析会社Net Applicationsによると、1月の世界のOS市場に占めるWindows XPのシェアは29%だった。
米調査会社NPDによると、米国における2013年のノートPC販売台数調査で、Chromebookのシェアは21%だった。なお、Chromebookは現在、日本では販売されていない。
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